先週末、京都で、「高齢者の整理収納サポーター講座」を受講しました。
家づくりの中で整理収納は、基本中のきほんで、
機会があるたびに、そのお話をさせていただくのですが・・
皆さんから聞く、お悩みは、さまざまなんですね。
特に、私の母世代(70歳代)の方のお悩みは、いつも
頭を悩ませていました。
・ものを捨てるなんてもったいない
・ものがいっぱいあっても特に困らない
・私が死んだら処分してね
母世代(70歳代)の整理収納で、一番重要かなと感じた点は、
そういう、気持ちをくんであげる・・気持ちに寄り添ってあげることだと思います。
そして、もう一歩進んで、
モノを捨てなくてもOK。
でも、「当面使うもの」と、「そうでないもの」という、フレーズで、
線引きする。
当面使うものを選び出し、使いやすく収納することで、
毎日の生活が、とても楽になるはずです。
そのうえ、何も捨ててないという、安心感もあります。
本人の気持ちに寄り添い、
長く築いてきた習慣をも配慮し、
そのうえで、安全で快適に安心して過ごせるか
ということを考え、暮らしをサポートしていきたいと思いました。
世代世代にあった、整理収納を暮らしの中にとりいれて、提案していきたいです。